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2018.11.2.(金)

雑記46

★移動する太陽を追いかけたことがある。でも海の方に沈むのでそれ以上どうしようもなくなった。

★書くということすべて、話すということすべて、出す音すべて、表現する人にとっては日々鍛錬のようなところがある。故・吉本隆明の娘で作家のよしもとばななが何かの本で、「父はいつも何か訓練していた」というようなことを言っていた。

★ヘタなこと書けないとは言いながらヘタも書かなきゃどうしようもない。音も同じかな。

★「生きる理由」なんてのはそもそもないと思っている。なぜ生まれてきたのか。生まれてきた理由などない。きっと自分の両親にとってはその理由とは自分だったのだろう。そうじゃない人もいるだろう。自分で自分の生きる理由を見つけなきゃ生きられないし、自分で自分に許可を出すしかない。だが許可を出していいんだ、って思わせてくれるのは、多くの場合他人なんだろうな。

★生きる理由もなく、ただ食って寝て死んでいくような日々を送ること。それのどこがダメなのか?多くの動物はただそれだけの生を生きている。生きることは食べることであり、目的があるとすれば生そのものなんだろう。なぜ人間だけがそれを許されないのか。

★「寝食を忘れるくらい夢中になれることがあるっていうのは素晴らしいね」と言われたことがあって、それは確かにその通りだ、幸せなことなのかも知れない、って思うんだけど。最近はもっともっと「食べること」とかそういうことを考えたいって思う。それってどういうこと?

★最近はネットでテレビドラマのアーカイブが簡単に観られるんだけど。ああいうのって続きが気になっちゃって、止め時がわからない。困ったものだな。

★やりたいことは多々あれど、時間は有限だから諦めなきゃいけないこともあるだろう。ゲームはほぼ卒業かな、という感じ。家にスーパーファミコンがあるけど、あまりやってない。やれば面白いけど、他に使う時間がなくなってしまう。まあスーファミくらいならまだいいけど、最近のゲームは手を出すのも危ない。昔のゲームに比べて総プレイ時間がかさむからだ。なんかいろいろやり込もうと思ったら数百時間とか。知り合いで一つのゲームやり込んでトータルプレイ時間が1000時間を超えてる人がいた。そのゲームだけでまるまる40日以上費やしている計算だ。やれば面白いのはわかってるんだ。ハマるだろうなあ。もともとゲーム好きだからなあ。でももうゲームは無理だな。

★今の時代珍しくないだろうが、ゲームで人格を形成された人間だ。一番影響強いのは、多分『女神転生』『女神転生2』『真女神転生』『真女神転生2』だ。列挙したのに全部女神転生じゃないか、という指摘は甘んじて受けよう。『女神転生2』も開発はアトラスなので、僕の人格を作ったのは株式会社アトラスとも言える。このゲームはいわゆるキリスト教とか仏教とか、ゾロアスターとか悪魔崇拝とかそういった宗教的な思想がごちゃ混ぜでストーリーに絡んでいて、善とか悪とか光とか闇とか、主人公がそういった属性をどのように辿っていくかでエンディングが変わってくる。一番影響受けたのはそういうところ。あと音楽。

★セブンイレブンの「蒙古タンメン」のカップ焼きそばが食べたい。

★牛丼を初めて食べたのは高校3年生の時だったと思う。夏休みに予備校の夏期講習に行くので東京に滞在していたが、泊まっていたホテルのすぐ近所に牛丼屋があったのだ(吉野家でも松屋でも牛丼太郎でもなんでもない、個人経営のようなお店だった)。東京は幡ヶ谷。生まれて初めて牛丼を食べて、何て美味い食べ物だろうと思った。存在は知っていた。キン肉マンの大好物が牛丼だったからだ。ちなみに彼と同じく、僕も吉野家派である。

★「僕一味派なんだよね」とか「わたしは七味派」とか派閥に分かれているようだが、あれよくわからない。かけるものによって向き不向きがあるだけのような気がするんだが。例えばだな、蕎麦に七味って僕ちょっと違うというか、一味の方が蕎麦の香りを邪魔しなくていいんじゃないか?って考えちゃう。もう好みの問題じゃないんじゃないかと。

★「好みの問題」これはもちろん誰にでもあるんだが、「好みの問題」「人それぞれ」ってもうそれ以上どこにも行けないことは確かなんだよね。他を排除して逃げ込みやすい場所であるのは間違いない。

★この前人と話になったんだが、「評論」と「批評」はもう次元が違う話なんだろうと。「評論」ってもの凄い極論言っちゃうと「好みの話」でしかないわけよ。「批評」っていうのは、下手すりゃ作者が気付いてないところまで作品の持っている魅力を掘り下げることにあって、二次創作的というか、それ自体文芸として確立しうるものなんだ。作者がすべてのことに意識的とは限らないし、作者の意図とは別に解釈ってのが存在する訳だから。解釈なくして作品は存在できないので、作者が気付いているかどうか、っていうのはあまり問題じゃない。

★最近のニュース記事で、「経団連の新しいトップは自室にPCを持ち込み」「これからはメールで連絡をやりとりしてペーパーレス化を進める予定」とか書いてあるのを読んで、絶望感しかない。マジか。いまだにFAXが重宝される訳だよ。FAXって。なあ。僕も以前とあるやりとりで「メールでデータ送りますね」って言ったら「いや、FAXで」で拒否されて戦慄した経験有り。

★小学校の時に書いた文章を読むと、今とほとんど変わりない。文体というか感覚というか何というか。これはショックだ。

★虹の足元というか根元というか、あそこに行ってみたい。行けるんだけど、行っても虹の足はない。

 

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