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2019.9.21.(土)

雑記74

★死んだらそこで終わりかな。それは死んでみなければわからないな。「終わり」をどう捉えるかにも寄るし。ただその後も世界は動いていくし、地球は回るってのは確かだろうね。まあ死んだ後だから知らんけど。

★しばらく会っていない知人のことを思い出した。あの人元気かなあって。その後、その人がもうずいぶん前に亡くなっていたということを聞いた。でもその話を聞くまでは、彼は僕の中では生きていたのと同じことだ。逆に、誰かとの関係においてその人と二度と会えなくなったとして、その人が生きているという事実があるにせよ、自分の中ではもう彼女は死んだのと同じことなんだ。

★例えばジョン・レノンとかジミヘンとかって、余裕で生きてるな。レコード聴けばまだ超元気な彼らに会える。

★生きてるだけで丸儲けってのはとあるお笑い芸人の言葉だけどね。人間ってただ生きてるだけでは人間と言わないらしい。何か目標を持って、日々努力して生きていない人は、人間扱いしてもらえないみたい。生まれて、死ぬだけで、本当はすごいことなんだ。その人の人生において何かを成し遂げようが成し遂げなかろうが、生命をまっとうしたってことには変わりはない。まあ生きてるだけで丸儲けとは思わないけど。

★人間は平等か。生まれて死ぬという意味では平等以外の何物でもない。公平かって言われると、そうではないことは明らかだ。

★死後の世界は信じない。というか、なかったよ。一応、体験談として。あるっていう体験をする人もいるみたいだけど。信用できないな。

★死というのは状態なのか。死骸を見るとそうなんだろうなと思う。だけど本人にとっては、死というのは概念でしかない。想像と言ってもいい。死は通常体験できないから(僕は疑似体験する貴重な機会をいただいたことがあります)。死は所有できないと言い換えてもいい。

★僕が最初に「死」という概念に対する恐怖を覚えたのは、3歳くらいの時だったと思う。寝る時に電気を消されると、本当に怖くて、眠れないし、悪夢を見るし、僕は暗闇に死を感じて泣き、震えていたのだった。母親に何度も「僕が死んだら悲しい?」と聞いていた。次に死に囚われたのは小学校高学年くらい。ちょうど手塚治虫などの漫画を読みふけっていた時だ。彼の漫画では、人が簡単に死ぬ。ご都合主義の少年漫画とは明らかに違っていた。主人公であっても普通に死んでしまうのだ。特に『火の鳥』シリーズが、僕の死生観に与えた影響は計り知れない。その後は18~20代後半くらいまでは、死に囚われて底なしに暗い穴が心にぽっかり空いていた。死ななかったのはたまたまだったと思う。運が良かったし、知らず知らず周りに恵まれていたのかも知れない。当時はまったくそうは思えなかったけど。

★今10代20代くらいで、過去の自分と同じように暗い底なしの闇に囚われている人には、いろいろ足掻いた末に経験と年齢を積み重ねれば、そこから抜け出せる可能性が高いと言いたい。そこに囚われている間は、出口がないように思ってしまうので、そう簡単に僕の言葉が届くとは思えないけど(実際自分がそうだったから)、騙されたと思って自ら命を絶つのだけはやめてほしいと願っている。出口はある。

★僕が本当に歌いたいことの一つだろう、きっと。どんなに絶望に苛まれても、希望はあるってこと。昔はそれこそ希望的観測だなんて思ってた。だけど経験者は語るってやつで今歌えてる。

★近所の秋祭りに行く。知らない演歌歌手がやってきて、美空ひばりやら、水前寺清子やら、坂本冬美やら、石川さゆりやらを歌って帰った。カラオケじゃん。と思って見てたら、実際カラオケマシーンでやってて笑った。自分の曲も申し訳程度2曲くらいやっていた。けど、聴いている人は大して関心ないみたいだった。大して有名でもない人が大して有名でもない自分の曲を歌うって一般の人にしてみりゃ結構どうでもいいんだろうなって思った。だけど僕はそれでも曲を作ってカバー曲もほぼまったくやらず人前で自作曲を歌ってる。狂気の沙汰である。曲を作ろうなんてやつは、そうしなければ気が済まない、どうしようもないやつなのだ。

★どうせなら村人たちによるカオスなカラオケ大会を開催してほしい。絶対そっちの方が面白い。

★大して有名でもない僕が自作の曲をやってると、「掴みはやっぱりみんなが知ってるような有名な曲カバーした方がいいよ!」っていう指南してくる人がたまにいるけど、それやってちゃキリがないんだよな。前「ちょっとお兄さん!ゆず歌ってよゆず!」って酔っぱらったおばさんに絡まれたんだけど、ゆずの歌なんて知らないし、ゆずのコンサート行けって。笑

★それでもカバー曲やるなら自分の歌のようにやれなきゃダメじゃないかな。オリジナル曲だろうがカバー曲だろうが、他の人で替えがきくような歌なら別にそっちでいいし、そうじゃない歌にお金を取る価値があるのか、時間を割く価値があるのかってのはあるんじゃないかな。まあもちろんやっちゃいけない道理はないし、各々の自由なんですがね。人生の時間は有限だからな。

★ただその人の想いや人生がちゃんと載ったカバー曲は良いもんだと思う。誰かの曲がその人の人生のサウンドトラックになっているような。その人の人生が見えるような。その曲を歌いたいっていう強い気持ちと、歌う理由があるような。

★20代後半くらいからタピオカが好きである。

★柳田国男の文献にも「タピオカ」という文言が出てくるらしい話を聞いたが本当だろうか。タピオカの歴史はそんなに古いのか。

★つまり、タピオカを流行りものだと思って無闇に敬遠している連中は、勉強が足りないんですよ。憎んでる奴までいる。いい迷惑ですよ。ほっとけよ。っていうか飲んでみろって。美味いんだから。

★と言って先日、濱ちゃんに「おごるから」って無理矢理タピオカ飲ませた。美味しそうにしててよかった。

★流行りものだっていうだけで条件反射みたいにアンチ唱えるやつも浅はかで可哀想だけど、SNS映えするからって無理して買って飲み切れなかったタピオカその他を街のあちこちに捨ててゴミが散乱しているニュースを聞くに、そういうやつには死あるのみと思う。

★来月は尾道に行くので楽しみにしている。

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