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ブログ2017.9.22.(金)
『裸の魂vol.9』 1日目出演者紹介!
さて!秋の開催も発表されました福井アコースティック/弾き語り系イベントの金字塔『裸の魂vol.9』です!
今回の裸の魂の一体何がいつもと違うかと言えば。福井のピアノシンガー「水咲加奈」が出演者ブッキングで参加していると言うこと!総勢20組のうち10組の出演者のブッキングを、水咲が担当している『水咲加奈セレクション』としてお贈りします!東名阪を中心に積極的に遠征に出かけ、実力派・個性派ミュージシャンと多く知り合っている水咲。僕とは違う人脈を持っていますし、県内でも活動のフィールドがクロスしながらも微妙に違います。そういった意味で、彼女にブッキングをやってもらったら面白いんじゃないかと思い…とマジメなこと書いていますが、半分ノリです!(笑)でもこれを頼めるのは彼女の他にはいなかったというのは確かですね。今回はいつもと、イベントが発する「色」が違います。
エレンコやハレトケのギター、おくでさん。幼い頃からの経験によって研ぎ澄まされた感性を持つのが私だとすると、対して彼は理論によって培われた感性を持っている。お互いに無いものを羨みながら、一人では感じることができないものを求めた結果、最高の化学反応が起きたと思う。ライブでは、何も考えずに音を出すことを目的とした即興の時間もあります。(水咲)
ボーカルなしのピアノインストを奏でる白崎良直だが、その特徴の最たるものはそのピアノプレイがその場のインスピレーションにしたがった即興演奏であるということ。木々のざわめき、風の鳴る音、海の轟き、など彼の見た、心に感じた風景がダイレクトに紡ぎ出される。穏やかな中にも焦燥感や、人が潜在的に抱える孤独感を映して、彼のピアノは美しく響く。先日、生まれて初めての音源を発表。本人もまさか作ることになるとは思ってなかったようだが、これをキッカケに彼のピアノがさらに羽ばたくことになるかもしれない。(松波)
ピアノシンガー大越佑華を中心にしたユニット。昨年末から喉の故障を抱えておりほぼ休業状態だった大越佑華。6月に一度だけライブを行うも、治療に専念するため再びライブ現場から遠ざかっていた。今回の裸の魂で久々の復活。学生仲間で結成したbonobonoでの出演。大越の瑞々しい感性を、カホンとギターで鮮やかに彩る。大らかな響きの中に、若い女性なら誰でも抱えるであろう気持ちを内包した普遍的な大越のメロディーや歌詞、声は同世代のみならず、年配の観客の心も掴んでいるようだ。久々のステージ、必見。(松波)
福井を代表する歌モノバンド、the unglazed。そのボーカルけんしんくんと、ギターゆういちくんから成るアコースティック編成です。若者が気持ちいいと感じるメロディやコード進行に、けんしんくんの声域の広さとゆういちくんの絶妙なコーラスが魅力。バンドでは感情そのままに動いたような圧巻のパフォーマンスを見られるが、アコースティックも素敵です。(水咲)
会場中を黙らせる超絶ピアノ(国立音楽大学ピアノ科を卒業したらしい)。肩から指まで、一般的な鍵盤弾きとは比べ物にならない美しさ。さらに弾くだけでも相当難しそうなピアノに加え、歌の癖も強い。時には物凄い速さで叫び、時には童話に出てくるような可愛い声で語る。彼女の楽曲は彼女の情緒そのもの。毎度ライブには驚かされますが、ステージを降りても変な人です。(水咲)
水咲がライブハウスを知った頃から現在まで、福井で一番好きなオルタナティブロックバンド、フェイズ。激しいライブパフォーマンスに激エモな楽曲。今回はボーカル兼作詞作曲の岡崎さんがソロで弾き語りをします。バンドマンの弾き語りはわりと軽視されがちだが、彼は元々バンドではなく弾き語りから音楽活動を始めたそうで、どんなライブをするのかかなり楽しみ。(水咲)
彼女の歌声は、人間だけでなく動物までとりこにさせるような癒しの空間を創りあげる。多くの人は第一声で心を奪われると思う。そして楽曲も繊細で素晴らしく、一度聴いたら頭を離れない中毒性を持つ。彼女は一見可愛らしく優しい歌を歌うが、そこにはしっかりと棘もあり、若さと生命を感じるライブをする。SCHOOL OF LOCK!の某オーディションではファイナルまで進出し、19歳にして一躍人気者に。必見です。(水咲)
関西を中心にフラメンコギターの弾き語りで全国に進出中の影野若葉。福井初上陸となる。名は体を表すの通り、陰影のある憂いを帯びた歌声と、若葉のように瑞々しく響くフラメンコギターの対照的な感覚が、観る者を魅了し、音楽の香りが会場を包み込む。本人は演劇活動にも携わっており、その音楽性はシアトリカルな要素も感じさせるし、そのフラメンコギターの確かなテクニックは彼女の音楽の土台の強さを物語る。新音源を伴ってのツアーを経て、さらに深化した影野ワールドを初上陸の福井で見せてくれるだろう。(松波)
実に様々な形態、様々な表現方法で人々を驚かせるマルチなアーティスト。音源制作はいくつもの楽器を駆使して行われ、動画制作やラジオのパーソナリティーとしての活動など、その存在感は拡がり続けている。裸の魂には過去何度も出演しているが、ここでは最もプリミティブな「弾き語り」という形態で、彼の最も胸に迫る、文字通り裸の魂を聴衆の前にさらけ出している。11月には正式には自身初となるレコ発イベントを控え、多忙な毎日を送っているが、今回の裸の魂はその過程を披露する重要な場になるだろう。(松波)
裸の魂声かけ役。福井の四季やそこに生きる人、そこから生まれるドラマを写し取り、孤独の風景の中から普遍的な何かをつかみ取ろうとする、そんな歌うたい。2013年の活動開始以来、様々なライブやイベント企画に愚直に取り組んできた。何かを変えうるのは人が発する「熱」と信じて今日も歌う。裸の魂の1日目のトリを務めるが、意外にも裸の魂トリは初。いつも通り愚直にやり遂げたいと思います。そこから生まれる歌は決していつも通りではない、その瞬間だけのものだ!(松波)