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ブログ2018.4.20.(金)
『裸の魂vol.11』1日目後記!
ライブレポも大分遅くなってしまいましたが、4/7(土)4/8(日)で開催されました『裸の魂vol.11』ご参加の皆さんありがとうございました!
今回の司会はこの2人。久々にコンビ組みましたが、しばらく見ない間に女装おじさんになっていました。しかしよしだくん(この日はモモちゃん)は頭の回転が速いし、打てば響いてくれるので司会が楽です。楽というより楽しくできました。あんまり楽しそうに見えないですが。
早速始まりました!Rieちゃんです。去年突如として活動を活発化させました。去年は10曲作ることを目標にしていて、見事達成。今年も曲作りを続けているそうです。ギターも歌も力強さを感じました。曲もオーソドックスさの中にらしさが見えて、深化が楽しみです。何ていうか、、鬱憤を音楽にぶつけてる感じで、そういうプロセスって、個人的にはすごく健全に感じるんですよね。歌詞を一番重要視していると言っていました。色々抱えながらやってるみたいですけど、負けないでほしいな。
美浜在住、NIBOBO。もう音楽が大好き、ギターが大好きっていうのが伝わってきますね。ロックスターに憧れてるんだな。ステージングもロックスターばり。歌に関しては悩んでたりもするみたいなんですけど、ギターが本当に危なげない。安心して聴けるんですよね。敦賀の濱野正基とともに、嶺南でオリジナル曲活動していく人たちの中心になっていくんじゃないかと思います。がんばれがんばれ。
初登場、ベテランの平井さん。演奏の方はベテランならではの巧さと味を感じさせてくれました。今回は当初は彼がやっているバンドのギターの方と一緒に出たいと言っていたんですが、折角だからやっぱり独りでやると単身ステージに上がりました。心意気感じました。「フォークソングらしい曲をやってみます」と披露してくれた曲がすごく良くて。「いわゆるフォークソング」という形は古いものかも知れないけど、何かを伝えるにはまだまだ有効なんだと思いましたね。っていうか形はやっぱり形なんだなと。やっぱり心意気でしょ。
ここで松波パスタです。平井さんが歌う1曲の間に食べ切った。と平井さんもMCで言っていた。笑 LIVE&BAR13の上の階のKAWAIさんの食べ物は何を食べても美味しいです。毎回楽しみにされている方もいるんじゃないかな。
白崎良直。即興でピアノを弾くスタイルはいつもながらだが、構成の付け方が前より上手くなっている気がする。この日は譜面見ながらやっていましたが、簡単な構成などがあそこに記してあるのかも知れないな。彼はジャズ好きだし、ジャズに近い手法になってきたということかな。しかしながらボーカルもの。最近毎回「デスペラード」やってます。僕の中では「デスペラード白崎」という名前になりつつあります。この日はピアノも歌もエモかった。僕は彼の純粋さが好きですね。
にしうりあっこ。観た人は誰しもが感じると思うんですけど、ちょっと変わった人です。音楽やる人なんてみんな変わっているし、それが許される世界でなければいけないと思っているんだけど、彼女は中でも特に変わった人だと思います。3月にあった僕の企画『フクイ・インシデント』出場時にギターがぶっ壊れ、この日は新しいギターになっていましたね。衣装も真っ白でした。ギターに歌にピアノにと縦横無尽。今色々やっていることが、本格的に実を結ぶ日も遠くないんじゃないかな。最近は県外ライブにも呼ばれて行っているようで、行った先で撮影された「にしうり散歩」が面白いです。
青木しげおさん。2016年に20年ぶりに音楽の現場に復帰し、それ以来月一ペースでコンスタントにライブに出演。ライブの度に新曲を作るということを続けていて、往年の勢いを取り戻すどころか新境地を拓かんとする最近の青木さんです。青木さんの歌は本当にスーッと心に入ってくる。歌詞もすべて腑に落ちて入ってくる。凄いです。今年はCDのリリースを予定していて、松波もお手伝いさせてもらうことになりました。いやいや、もっと聴かれてしかるべき、福井のシンガー。
加藤美香。最近CDを出しました。3曲入りの『Japonism』というやつです。彼女は元々はクラシック畑で、最近自作曲を作って弾き語り+αスタイルでやっています。クラシックの人って、オリジナルを作るという概念がまずないじゃないですか。良い悪いじゃなくそういう世界なんですよね。でも彼女はクラシカルをベースにオリジナルを作っている。ちょっと革命的じゃないですか?この日も深化を感じました。キーボードも新調したようで、音が単純に良くなっていましたね。これからも楽しみです。
森田観光。もりかんです。石川は小松在住、裸の魂は2回目。何と言ってもこの後850人を集めるワンマンライブが控えているとかで、内なる闘志を感じさせるんですが、もりかんはお客さんを乗せるのが上手いよね。基本エンターテインメントなんです。けど、最近出したアルバムの中にはちょっと寂しげな曲が入っていたりしてとても良かったんですが、もりかんの素顔を垣間見たような気がしました。これからも福井と濃い繋がりを作って欲しい、そんな人です。
山こうさん。裸の魂創設に深く関わっていながら、最近ご無沙汰で久しぶりの登場でした。新曲含む5曲を熱演。本当にこの爽やかさは天性のもので、誰も彼のようには爽やかになれないんじゃないかってくらい爽やかでした。ほら、ロックとかフォーク、とか言うとむしろ「爽やかさ」って敬遠されがちな要素じゃないですか。ですがこういう人もいなきゃだめだなと再確認しました。今はわけあって中断しているそうですが、新しい音源を作っているとのこと。楽しみにしていて下さい。
チャカさん。1日目トリを飾って頂きました。ピンぼけ失礼!チャカさんは『裸の魂vol.1』1日目のトリをやってもらって以来の出演なんですよ。それもあの日は本来トリをやるはずだった方が怪我をして欠場になったので、急遽ピンチヒッターをお願いしたという経緯でした。ちゃんとオファーして出てもらったのは実は初めてでした。もうベテランの域ですがラブソングにおける甘酸っぱい感じはいつまでもそんなベテラン的なものを感じさせないですよね。最近ホーミーも披露するようになりました。本人は「僕をトリにしても締まらない」と言っていたけど、彼の緩やかな空気感は他の人には出せないですよね。
というわけで1日目はこんな感じでした!内容の濃さで言ったら歴代回の中でも屈指だったんじゃないでしょうか?集合写真、NIBOBOが神がかってますね。。
2日目に続く!