Blog
ブログ2018.6.12.(火)
雑記15
★RADIO NoSiDEに行く。よしだゆうすけと佐藤譲コンビ。影響受けた音楽との出会いやリアルタイムレコーディング講座みたいのが面白かった。僕はバンド時代からレコーディングを色々してるから工程とかよくわかるのだが、知らない人からしたらああいうのほとんど魔法だろうな。初回と2回目で大分ハードルが上がってしまったように見えるから、この後の人大変なんじゃないだろうか。でもどんなテーマにせよ、その人の音楽遍歴というかストーリーが知れるのは興味深いことだ。音楽に対してどう関わるか、人それぞれだ。ライトに関わったところで別に構わないのだが、ディープに関わった方が、面白い、に決まっている。ディープな関わり方をしている人は、その人そのものも面白い。感情レベルだけでなくて、知識レベルでも。
★青い空を見ていると、悲しくなってくる時があるのはなぜだろう。
★あの時こうしていれば、っていう風に思わない訳じゃない。後悔なんて死ぬほどたくさんしている。けど、あの日に帰りたいとは思わない。この道を来たから出会えた人がいる。ただ、5年後10年後にあの時こうしていれば、っていう風にはなっていたくない。今、何がやりたい?今、何ができる?今、何をやるべきだ?自問自答。
★昔読んだ本の中で、吉本隆明が「人間、遊んで暮らせるならその方が良いに決まってますよ」と言っていた。そうなんだろうか。労働とは。遊びとは。
★人間、自分の居心地の良い場所に居続けるとどうやらダメみたい。努力する必要がないから。居心地の悪い思いにもっとフォーカスしてみる。何かある。ということは前項の答えは出たようなものだが。
★僕は「ライブハウス」を信用したことは一度もない。信用したことがあるとすれば常に「人」だ。考えてみれば当たり前の話だ。ライブハウスなどただの「場所」だ。人がそこを伝説的な「場」に変えたりしているのだ。ライブハウスがどうのこうのだと発言したり、そんな感じの歌ばっかり歌ったりしているバンドマン。どんだけ世界が狭いのだ。そんなものがそいつの歌を小さくしている。
★僕は人より歩みのスピードが遅い。明らかに亀だ。亀は亀なりに生きるしかない。
★気温が上がっていく。暑い空気の中で、時折涼しい風が一陣、首筋を通り過ぎる。あの瞬間、僕はいつも何かを思い出しそうになる。思い出しそうな何かが、いつもわからず終わる。10年前からそうだし、何なら子供のころからそういう感覚はある。風には生命の記憶が乗っているとでもいうのだろうか。
★戦いを経てきた人の背中には、得も言われぬ悲しみが現れている。