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2018.10.29.(月)

雑記44

★このブログは自分としては、ほぼ忘備録として機能していればよいと思っている。何か色々あったことの記録用。

★関東三連戦終了。体調の管理がやはり大きなカギ。またしても風邪を引く。自分の身体ではないような感じだ。

★大学生時代に「日本で一番美味いラーメンだから」と友人に連れて行ってもらった家系ラーメン。その時はとても食えたもんじゃないと思っていたが、慣れなのか感覚の変化なのか現在は普通に好きである。だけど間違いなく身体に悪そう。

★チェット・ベイカーの伝記映画を観る。主演はイーサン・ホーク。イーサンは好きだけど、チェットの破滅的な人生をイマイチ表現できてないんじゃないかという意見があるようだ。イーサンが悪いわけじゃないけどね。脚本が事実と異なることを書いているってだけの話で。つまりは実際のチェットは映画よりもクズだったという。考えてみれば僕が20歳の時に聴いたチェット・ベイカーの『Chet Baker Sings』が人生初のジャズディスクだった。先輩が貸してくれたんが、ジャズ最初の一枚としては恐らく全然正しくないチョイスだったのかも知れない。普通はマイルスとか、そういう感じなんだろうな。マイルスもその後で聴いたけど。先輩も「最初に言っておくけど、チェットはかなりナンパだ」って言ってた。けど、同時期に初めて聴いたチャーリー・パーカーがまったく理解できなかった自分としては、あのやさぐれたチェットの世界には、案外ハマるものがあった。

★今はギターをやっているけど、「生まれ変わったら何の楽器をやるか?」っていうのは音楽仲間の間では比較的交わされる質問ではある。ピアノが好きだな、ドラムもいいな…とは言いつつ、いつも答えは「トランペットがいいな」。チェットやマイルスのイメージが心の中にあるからだろう。テナーと並ぶジャズの花形だけど、僕はトランペットの方が好きなんだ。

★イーサン・ホークと言えば『ビフォア・サンライズ』『ビフォア・サンセット』は繰り返し観た映画。普通の恋愛映画とちょっと異なっていて、ほぼ全編物語によってではなく会話によって進行する。

★東京遠征に向かうバスの中で木村拓哉と山口智子主演の『ロングバケーション』を観て泣く。何回観ても割と泣く。世間ではどうのこうの言われているキムタクですが、僕は結構好きですね。あの時期のキムタクのドラマはほとんど観ている。なぜ『ロンバケ』が好きかと言うと、やっぱり『ビフォア・サンライズ』とかと同じく会話の妙を感じるからだろうね。会話が面白いから。

★足の人差し指を触ってみると中指を触っているようだっていうのは衝撃だった気がする。

★村上春樹がスタン・ゲッツを好きと本に書いているから、それでスタン・ゲッツを聴くなんてのはケシカラン、ってジャズマニアが言ってて、ジャズマニアってめんど臭えな、って思った。これはブルースマニアにも言えることだが、本当にめんど臭いし鬱陶しい。

★大体世の中でブルースを演奏しているプレーヤーのほとんどは、ブルースマンではなく「ブルース愛好家」である。この2つは当然ながらまったくの別物と言っていい。

★海は繋がっているっていうけど、本当かどうかは僕にはわからない。

 

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