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ブログ2019.1.9.(水)
雑記50
★気が付いてみれば年が明け2019年。新しい年への目標・抱負。未定。
★新年を迎えると殊勝にも今年の目標は、とか立てたくもなるし今まで立ててきたことも何度もあるんだが、きちんと達成できた試しなし。ここ近年は目標をあんまり立てないようになった。「自分はこうなりたい」「こういうことを成し遂げたい」と思わないこともないが、いつも目の前のことに忙殺されて考えている余裕もなかったというのがここ近年の正直なところだ。
★今年は今のところ発表できるライブスケジュールが一つもない。少なくとも春まではライブが入っていない。今まではそうそうこういうこともなかったのだが、これはこれでいいと思っている。『裸の魂』も終了したし、定期的に開催するライブも特にない。溜まっている本を読んだり、映画を見たり、身辺を整理したり、そういうことに時間を使おうと思っている。
★初めて電子書籍リーダーを使い始めた。月々定額で読み放題というサービスにも入った。読みたい本が何でもある訳じゃないけど、中には読みたかった、読んでみたいと思えるラインナップもある。ただひたすらそれを読んでいる。
★山上たつひこの短編など既読、未読含めて読む。この人がギャグマンガ界に起こした革命を思う。今では普通になっていることを、この人が始めてスタンダードにしてしまったのだ。パイオニアというのはこういうことだ。邪道だったものが王道になり、当たり前でなかったことが当たり前になる。その結果、誰もがそれを最初からあったかの如く意識しないで受け取り、使っている。僕も自分が走っている道路を誰がどんな思いで作ったのかなんて知る由もなかったりする。しかし、確かに僕らはそういうものに囲まれて当たり前のように生活しているのである。
★当たり前、普通ということは実にとんでもないことなのだ。常識や価値観、道徳などがこの先も変わらない不変の、普遍のものだなんてあり得ない。音楽にしても何にしてもルーツを知るということは、今現在が当たり前でないことに気付くことにつながる。
★今年はどうやら暖冬傾向。この前の冬みたいな大雪にはならない、「はず」。だけどこれもどうなるかわからない。僕らにできることは受け入れることでしかない。
★年末に行う大掃除というやつは、日本人にとっては宗教的な意味合いの強いイベントのようだ。宗教行事。確かにこんなバタバタした年末に、しかもクソ寒いのに大変な大掃除をしなくてもいいと思うし、理にかなった意見であるが、やはり僕も日本人なんだなと思う。年末のうちにすっかり家を掃き清め、身辺の整理をして正月を迎えた方が気持ちがいい。清々するとはこのことだ。古い穢れを落として、身を清めるのだ。「穢れ」だとか「みそぎ」だとかいうのは、日本人にとって、最も影響力が強い思想だ。お父さんの使った箸はムスメにとっては穢れているし、洗濯も別じゃないと気持ちが悪いし、風呂もお父さんが入った後はお湯を張り替えるのはこういう訳である。お父さんが毛虫みたいにムスメに嫌われるのはもはや日本の呪いが原因だと言っても過言ではない。
★にもかかわらず、僕は年が明けても家の整理や掃除を続けている。これは完全にスケジューリングのミス、自分の能力を把握できていないことが原因だと言っても過言ではない。
★新年の目標は今のところ特にない、とりあえずカレーが食べたい。
★カレーチェーンCoCo壱番屋の売り上げが1年で1番上がるのが、新年4日ごろだという。つまり、「おせちもいいけどカレーもね」という言葉がナチュラルに実践されているわけだ。CMのコピーなのか何なのかは知らないが、格言、金言である。
★相変わらずジャズ聴いてる。
★サザンカが咲いた道、北風ぴいぷう。しもやけにはなっていない。