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ブログ2017.6.11.(日)
オルタナツアー名古屋編
5月にワンマンライブを終えて、僕は新しい音源を持って方々にライブしに行くことになった。初日は名古屋だ。名古屋は、僕が住んでいる福井県の坂井市や福井市からだと一番近い大都市圏である。車なら、高速を使って約2時間半、走行距離にして約200キロである。
名古屋に着くと、細かい雨が降っていた。福井から名古屋に向かう高速バスが渋滞のため遅れたので、少し遅い箱入りとなった。
名古屋sunsetBLUEは、2度目だ。このアコースティック向けのライブハウスは、同じく名古屋は池下にあるUPSETと同系列のお店である。アコースティック向けのライブハウスとしては、かゆいところに手が届くちょうどよいキャパシティーと、生が活きる音響、かわいらしくオシャレな内装を持っている。まあ、かわいらしい内装は、僕にはあまり似合っていないけど。
今回で2度目となる出演だが、1度目の出演の時から、見ず知らずの福井の弾き語りの僕を受け入れてくれ、丁寧に対応してくれていた。この日のラインナップは、全5組。sunsetBLUEは3組くらいでライブをすることも多いので、5組でライブというのは結構濃厚なブッキングということになる。僕は名古屋での人脈はまだまだよく知らない部分がある。この日もどんな人に出会えるのか楽しみな一夜であった。
リハーサルを終えて本番が進む。写真は加藤茜さん。東京在住だが、出身は名古屋とのこと。この日は他に京都、東京、福井、三重と実は名古屋在住の出演者は一人もいなかった。それはそれで、なかなか面白いこと。出演者の間で、各地の話やツアーでの話などが飛び交っていた。
僕はこの日はトリで出演。ツアー初日はエンジンがかかるのが遅く、全体として消化不良で終わってしまうこともある僕だけど、第一声、第一音から全開で行くように心がけた。
バンド時代からの付き合いである、名古屋のバンド「サクラショック!」の酒井くんが遊びに来てくれた。ドラムの七瀬ちゃんも来てくれた。サクラショック!は2ピースのバンドなのである。今度アメリカツアーが決まったらしい。酒井くんは僕と同い年で、同い年のバンドマンがどんどん減ってい行く中、彼のように現役続行で、しかもアメリカツアーまで行っちゃう人がいる、ってのは自分にとって励みになる。
そこそこしたたかに酔い、ライブハウスを辞した。この日の共演者ともまた会える日を願っている。
名古屋の街は、東京とも大阪とも違う空気を持っているように思える。夜の名古屋も、なかなかいい。名古屋にしかないディープな場所も、開拓してみたいところだ。
宿に着く前に、街角に腰を下ろしギターの弦交換を始めた。夜の空気が気持ちよい。