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2018.12.6.(木)

裸の魂vol.13~終焉 1日目出演者紹介!

さて、来週末に開催が迫りました『裸の魂vol.13~終焉』です。間に1年以上の休止期間がありつつも、トータルで4年近く続いてきた『裸の魂』。福井の弾き語りを中心としたソロシーンの発展に果たしてきた役割は小さくないと自負していますが、今回のvol.13で再びその歴史に幕を下ろします。言うなればセカンドシーズンの最終回。LIVE&BAR13でvol.13、そして1日13組の出演者が登場、というでき過ぎたシチュエーションですが、特大版というだけであって最後の最後までそのライブ理念は変わりません。前進あるのみ!

恒例の主催者の独断と偏見に満ちた(愛も満ちてます)出演者紹介文です。もう最後です。これを読んで、ぜひ『裸の魂vol.13』にご来場いただきたいと思います。怒涛の2日間になりますが、凄いもの観れると思いますよ!ではどうぞ。

 


■松波哲也 まつなみてつや
公式サイト:t-matsunami.com
〈裸の魂出演歴〉vol.2以外のすべての回
『裸の魂』発起人にして声かけ役、松波哲也。荒涼とした風景描写の中に、そこに生きる人たちへの優しい眼差しがある。パワフルなギターストロークと歌声の裏側には、限りなく繊細な感情と悲しみがある。現在までに2枚のアルバム、と1枚のシングルを公式に発表。数々の斬新な企画でも福井のソロシーンの先頭に立ってきた。6月には活動5周年ワンマンライブを開催。10月には演奏時間だけで2時間半を超える2018年2度目のワンマンライブを行い、また一つ限界を押し上げた。今回で4年近くの歴史に幕を下ろす『裸の魂』への想いを胸に、初日トップバッターを務める。(Text by Hisashi Yamamoto)

 


■クロトコン
公式Twitter:https://twitter.com/kuroto_kon
〈裸の魂出演歴〉初登場
ex.アマイト、現φphase(フェイズ)のメンバー、ユキを中心に2018年結成されたバンド、クロトコン。「男女混成ハイブリッドオサカナ系バンド」という謎に満ちたコンセプトを掲げライブ活動をマイペースで展開。10月には初の音源となる『1st episode』を発売。メロディアスでハイセンスな楽曲とアレンジを聴かせている。今回はフルバンドではなくボーカルとギターでのアコースティック編成で登場。慣れない形式ながら、より歌と楽曲の良さがダイレクトに感じられるステージになりそうだ。「皆様にエモと鬱をお届けします」。クロトコンアコースティックの挑戦、皆さんぜひ温かい応援をよろしくお願いします。

 


■白崎良直 しらさきよしなお
〈裸の魂出演歴〉4回目
即興によるピアノ演奏で、彼の目に映る儚い風景をまるで水彩画のように描いてみせる白崎良直。春のそよ風も、濃い緑の空気もそこには確かに感じることができる。本人は音楽面では常に模索を続けており、苦手な歌ものへの挑戦も。ここ最近のライブでは特にイーグルスの「デスペラード」に集中して取り組んでおり、人呼んで「デスペラード白崎」のささやき声も。元々はきっちりと構成された楽曲の演奏が苦手で即興演奏しているということだが、果たして彼の挑戦の結果やいかに。孤独の中にも常にやさしさの色を垣間見せる彼の4回目の裸の魂が始まる。応援よろしくお願いします。

 


■大越佑華 おおごしゆか
公式Facebook:大越佑華
〈裸の魂出演歴〉3回目
明るくとぼけたキャラクターからは想像もできぬ、卓越したソングライティングと歌声を聴かせる大越佑華。ユニットでの出演も含めると都合4回目の裸の魂出演となる。活動のスタンスはあくまでもマイペース。最近ではバンド形式でライブを披露する機会も増えており、ファン層を広げている。弾き語りでは彼女のパーソナルな感触に触れることができるが、大人へと脱皮しようとする女性の内面を映した楽曲のシリアスさとは裏腹にMCでは福井弁全開のゆるトークで会場の笑いを誘うことも。一時期は声帯炎により声が出なくなる苦しい試練も経験したが、現在では「歌うことの楽しさ」を前面に感じさせるナチュラルなライブで聴衆を魅了している。

 


■木下慎也 きのしたしんや
〈裸の魂出演歴〉2回目
2015年1月に開催された『裸の魂vol.1』で初日トッパーを務めたのを最後に、育児休業のためライブ活動から遠ざかっていた木下慎也。約4年ぶりに裸の魂のステージに、ライブのステージに帰ったきた。フィンガーピッキングの名手であり、なおかつ情感たっぷりにギターを聴かせてくれるが、彼の最大の魅力はそのボーカル。彼にしか出せない味があり、カバー曲中心のレパートリーながら、どの曲も木下慎也流に歌える貴重なパフォーマーである。久々のライブに向かう意気込みやいかに。とりあえずは彼の帰還を、温かい拍手でお迎えしましょう。

 


■加藤美香 かとうみか
公式Facebook:加藤美香
〈裸の魂出演歴〉6回目
元々はクラシックの声楽家として音楽のキャリアをスタート。クラシック曲を流動的なメンバー構成で演奏し歌うユニット「CAPRICE(キャプリース)」の中心メンバーとして音楽活動をしていたが、ここ最近ではクラシックを音楽的なベースにした自作曲を弾き歌うスタイルで着実にソロキャリアを積んでいる。そのジャンル「クラシカルクロスオーバー」で福井のソロシーンでもひと際個性的な音楽を聴かせてくれる。2018年2月には初のセル音源『Japonism』を発表。アートワークも自ら手掛けるなど、総合的な芸術表現を形にした。どのような環境でも一たび聴けば、見知らぬダークな風景が広がる。加藤美香の進化を目撃せよ。

 


■影野若葉 from 兵庫 かげのわかば
公式サイト:https://tokagew5.wixsite.com/kagenowakaba
〈裸の魂出演歴〉2回目
重鎮バンド「ゴーグルエース」のメンバーが主宰する音楽出版社である「サザナミレーベル」所属の表現者、影野若葉。昭和歌謡やシャンソンに根ざした古くも新しい、シアトリカルな音楽世界で聴く者を影野ワールドに誘い込む。その圧倒的なフラメンコギターのテクニック、風景の色彩と違和を紡ぎ上げるような歌詞表現を武器に全国各地を巡業、ライブ本数は年間150本にも及ぶ。福井へはすでに何度も足を運んでおり、裸の魂への出演も県外勢としては珍しく2回目となる。2018年9月には2ndアルバム『涙の謝肉祭』をリリース。さらに表現領域を拡大しつつある。福井でも着実に支持者を増やしている影野若葉、今回も期待は高まるばかりだ。

 


■にしうりあっこ(あめ)
公式ブログ:https://ameblo.jp/jus-des-pasteque
〈裸の魂出演歴〉7回目
今回で最多クラスの7回目の出演となるにしうりあっこ。先日CD『GAME』発売にともなうレコ発ワンマンライブを大成功させ、今や福井のこれからを担う存在にまで成長。ライブのたび毎に違う要素を盛り込み、あっと驚くような演出で聴く者を飽きさせることがない。作詞やイメージ担当の「ぐみ子」と二人で音楽ユニット「あめ」を名乗り、様々なライブに出演している。ピアノ限定ライブ『もしもピアノが弾けたなら』を主催し、自らもピアノの腕をめきめき上達させ、感情を揺さぶるような演奏を披露した。集大成となるレコ発ワンマンを経て新たなる一歩を踏み出す。今回もどのようなライブを展開するのか、目が離せない。

 


■吉井ミキ from 東京 よしいみき
公式サイト:http://yoshiimiki.wixsite.com/official
〈裸の魂出演歴〉初登場
新潟出身、現在は活動の拠点を東京に移し活発にライブを展開。福井でのライブは3回目だが、初の『裸の魂』出演となる。透明感のある歌声、確かなソングライティングなどオーソドックスな響きの中に見えるのは故郷新潟の風景と、そこから自分の存在する場所を探し求めて旅に出た女性のはかなくも強い姿。生活の淡い空気の中から生まれた数々のポップソングは普遍的な色をたたえている。現在までに3枚の音源を発表。東京のライブハウス四谷天窓で自主企画を開催するなどアグレッシブに動き続けている。久々となる福井でのライブで、再び色鮮やかな世界を見せてくれることだろう。

 


■神崎つづる かんざきつづる
公式youtube:https://www.youtube.com/channel/UCoxTMegZFG8IhYvfYrsx9Cg
〈裸の魂出演歴〉初登場
やさぐれた世界を、甘く、それでいてスモーキーな歌声で表現するシンガーソングライター、神崎つづる。生活に直結した彼の音楽は、ある種のブルースをも感じさせる。例えポップな楽曲、やさしい言葉の表現であっても、そこには彼ならではの痛みと喪失感が色濃く表れている。福井のアーティストの楽曲をコンパイルしたCD『hometown』に参加。新たなる音源の発表も待たれる。福井出身ながら現在は大阪にて定期的に路上ライブに繰り出し、その独自の歌に日々磨きをかけている。『裸の魂』初登場。他には代えがたい神崎つづるの歌声と楽曲世界に、聴く者は心を震わすことだろう。

 


■ハタ坊 from 岐阜 はたぼう
〈裸の魂出演歴〉初登場
裸の大将「山下清」のような出で立ちでステージで吠える、岐阜のミュージシャン「ハタ坊」が福井、裸の魂初登場。10代のころにテレビで歌う泉谷しげるの姿に心打たれて音楽のキャリアをスタート。その後様々な音楽を聴き漁るが、中でもアイリッシュ・パンクに強い感銘を受け、現在はバンドや弾き語りスタイルでライブを敢行している。その不器用だが偽らざる彼の人柄と音楽は、岐阜のシーンでも愛されている。世界の中で、さびしさに抗うように生きる男の歌には、確かに本物のパンクスピリットが息づいている。福井でも必ず支持されるであろうハタ坊の音楽に、ステージに、ぜひ注目して下さい。

 


■濱野正基 はまのまさき
公式Facebook:濱野正基
〈裸の魂出演歴〉5回目
敦賀在住のシンガーソングライター濱野正基。「生まれてくる時代を間違えた」と言われるほどにオールドマナーなフォークソングを平成生まれの感覚で歌う神童。すでにベテランクラスと見まごうほどのギターの腕前を持ち、柔らかくも孤独をたたえた歌声は、時に鋭い言葉をともなって同じように孤独の中に生きる人々の胸に突き刺さる。2018年2月には、初となる公式セル音源『よどみ旅』を発表。福井の嶺北と嶺南でレコ発ライブを開催するという画期的な動きを見せた。関西を中心に県外でも評価が高く、今後の動向も見逃せない。新たな旅のスタートとなった2018年を締めくくるライブを見せてくれることだろう。

 


■秋本美穂 あきもとみほ
公式Twitter:https://twitter.com/Akmt30
〈裸の魂出演歴〉5回目
『裸の魂vol.13』初日のトリを飾るのは、福井で今もっとも多彩な表現を放っている秋本美穂。2018年は彼女にとって飛躍的な年になった。4月に自主企画ライブにて初の歌詞集『彩色はあなたが』を発表。彼女の言葉への鋭い感度が形になった。弾き語りソロ形式での活動と並行しバンド「5.5 Point Ruby」でも活発にライブを敢行、11月にはバンドの音源を主催イベントにてドロップ。間髪入れず今度はソロとしての初のフルアルバム『産声を上げた』をレコ発ライブにて発売、大成功を収めた。創作面でもステージでの感情表現の面でも成長著しく乗りに乗っている秋本美穂。初となる裸の魂でのトリで、さらに進化した姿を見せるか。こうご期待。

 

LIVE INFO


★ご予約・お問合わせ・詳細のご確認などは→こちら!!

■12月15日(土)@LIVE & BAR 13
『裸の魂vol.13~終焉 THE LAST~ DAY1』
-出演-
松波哲也
クロトコン
白崎良直
大越佑華
木下慎也
加藤美香
影野若葉 from 兵庫
にしうりあっこ(あめ)
吉井ミキ from 東京
神崎つづる
ハタ坊 from 岐阜
濱野正基
秋本美穂
司会:路地裏s

■12月16日(日)@LIVE & BAR 13
『裸の魂vol.13~終焉 THE LAST~DAY2』
-出演-
路地裏s
るみ姉
じゅんぺー
マウントレーニア
長岡辰弥
ゆいな
齋藤忠義 from 新潟
やましん
水咲加奈
かじけいすけ from 富山
サコウイサオ from 大阪
能勢愛子
よしだゆうすけ
司会:松波哲也&イセユウ

開場/開演 15:30/16:00
一般2000円/学生1000円(1ドリンク付き)
【2日通し料金 】
一般3500円/学生1500円(両日1ドリンク付き)
※学割は要学生証
※サカエパーキングの駐車券をお持ちいただければ、会場で割引券を発行いたします。

●サカエパーキング
福井市中央1-17-12

●LIVE & BAR 13
福井市中央1-17-15 サンジェルマンビル4階

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