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2014.5.15.(木)

仁義なき戦い開幕

■5月11日(日)「仁義なき戦い~福井編」

 いよいよ仁義なき戦い本戦のオープニング。今年から参加バンド数が増えたからなのか、2会場同時開催制が導入され、福井CHOPと出雲APOLLO、2つのライブハウスで仁義開幕戦が行われた。僕はもちろん福井CHOP。地元代表として、意地のライブを見せなければいけない。プレッシャーか?どうだろうね。でも、ないといったらウソになるかな。

 

 リハーサルはバンド数が多すぎてありませんでした。オープン前にライブ会場入りすると、入口からCHOPの中まで人でごった返していた。その日出演するバンドたちが遠くからやってきていた。前哨戦で会わなかったバンドも多いので、誰が誰だかわからない。3か月も一緒に一つのツアーをやっていると、顔なんて覚えてしまうとのことだけど、本当に覚えられるのだろうか?っていうくらいに人の数が多い。しかも皆若い。というか僕が歳を食っているだけなのだけれど。僕のことどう思ってるんですかね?何だこのオッサンは、って思ってるかもしれませんね。やりづらいとか話しづらいとか。すいませんねえ。でも、それはそれで面白いというか、異物感出ていいかな、と実は思ってるんだけど。

 

 リハーサルなしなので、出番前に軽くサウンドチェックしてから本番スタートする訳だが。バンド数が多いから仕方ないけど、これは非常にもったいないなと思いました。だって例えが大きくて申し訳ないが、ローリングストーンズがリハやらないで本番前にサウンドチェックしてたら登場のインパクト台無しですからね。何とかならないものかと思いましたが、仕方ないんでしょうかね。もったいない。

 

 などと文句めいたことを言ってしまったけど、どのバンドも与えられた条件は同じ。その状況下で自分たちのライブをやったものが輝く。それだけです。やっぱりどのバンドも若いからなのか、勢いが凄い。「俺の方が上だ」「俺の方がカッコいいだろ?」と言ったメッセージが音に表れている。さすが仁義なき戦い。やはりみんなレベルが高い。さすがに各地の代表だ。パフォーマンス、楽曲もハイレベル。

 

 しかし僕が思うに他との音楽性の差という意味で目立っていたのは、日本語で歌を聴かせるバンドだったかな、と思う。渋谷のbuzz.や郡山の知る権利がポンと隙間に入り込むようなライブ。カッコいい。僕の前は前哨戦から一緒のEyeless Jack In Morbid Halloween。何と前哨戦でバンドを脱退したはずのタケシがこの日も参加していたのだった。バンドの事情で、エクストララウンドを戦うことになったらしい。この日が本当のラストということだが、もうステージで彼の姿を見ることもないと思っていたから、嬉しかった。EJIMH、さすがにこの日も鉄壁のパフォーマンスを見せてくれた。観ていて安心感すらある。見事に僕の出番前にハードルを上げてくれた。こうでなくては。

 

 トリはもちろん僕です。この日オープニングアクトは地元メガホンズが務めてくれたが、僕も負けるわけにはいかない。でも他の対バンとぶつかり合うようなやり方は、僕はもうそういうライブは、やらないようにしたいんだ。自分らしいライブを。そして、超えるのは自分で、戦う相手は自分。対バン形式な以上、比較もされるし勝ち負けはあると思う。しかし戦う相手は他の対バンではない。客でもない。

 

 自分のライブは、実はあまり覚えていない。実は待ち時間が長かったので、相当酒が入っていた。本番までには醒めるように考えながら飲んでいたが、結局本番中も酒が残っていた。そのせいもあるかも知れないけど。笑 でも観ている人が真剣に聴いてくれてたのは覚えてるし、僕の発言に笑ってくれたりもしたのは覚えてる。本当に感謝しかありません。ありがとう。きっと悪くなかったと思うよ。たぶん。

 

 打ち上げは例によって仁義名物になりつつあるEJIMHのベースまいまいのビンタが火を吹いていた。僕も殴られました。そして何と流血の惨事!笑 僕はドMではないけれど、何かちょっとやつらの気持ちがわかったような気がした瞬間でした。という訳で翌日の神戸編に続く。←どういう訳だ

 

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