2014.9.24.(水)

祭典の日

　こんばんは。冷たい秋の雨が降っています。なかなか乙な今宵です。

　さて、坂井市は春江マロンパラダイスで、弾き語りの祭典的なイベントがあるので、告知いたします。総勢１７組。最初は９月２７日だけだったんですが、参加希望者が増えすぎて、１０月４日と２週に渡って開催されることになりました！まあ舞台裏を明かすと、収拾つかなくなって調整に苦労しましたよ。笑

　春江のマロンパラダイスは、以前はアコースティックの弾き語りが非常に盛り上がってたらしくて。僕が東京で生活しているころでしょうかね。それが、いろんな事情でやる人が少なくなって、イベントがなくなってしまったらしい。今回開催されるイベントは、その昔大変な盛り上がりを見せていたという伝説のイベントを、復活させようということなのです！発起人は、山内こうさん。山内さんとはマロンパラダイスのオープンマイクで知り合い、大変お世話になっています。

　僕の胸のうちを明かすと、福井の弾き語りをもっと盛り上げたいと思ってます。いや、広く見ると福井の音楽シーンをもっと盛り上げたい、県外にもアピールできる、恐れられる（笑）くらいのものにしたい。でも今僕が主にやっているのは弾き語りなので、まずは自分の周りや、手の及ぶ範囲から始めたいってことなんです。

　家や知り合いのパーティーとか、そんな狭い範囲で弾き語りをやってる人って、僕が思っているよりもたくさんいると思うんですよね。そして、バンドをやっている人たちの中にも、弾き語りをやったことないけど、願望としてやってみたい、って人、結構いると思うんです。僕は、そういう埋もれた人たちを引っ張り出して、ぜひやってほしいと思ってるんですよ。

　音楽で表現活動をしている人たちなら、思ったことある人多いんじゃないでしょうかね。ひとりで弾き語り、やってみたいなあとか、自分の作った歌を歌ってみたいなあとか。でもひとりでやるなんて怖いなあ、って思いも同時にありますよね？わかりますよ。僕もそうだったし。

　バンドってのは僕もやってました。今はやってないですが。メンバーの事情、自分の事情、いろんな事情で、できないときがある。メンバーが抜けちゃったりして、活動が止まってしまうことも多々ある。弾き語りでソロで活動できると、バンドがどうあれ、いつでもどこでも活動できます。バンドはやれるときやるしかない。ソロができると、ずっと止まらず活動し続けられます。

　そして、弾き語りをすることによって、バンドにおける表現力にも必ずプラスに作用します。歌心を知ることでバンドにもたらすものは計り知れない。ベースの人でも、ドラムの人でも弾き語りできます。コードをいくつか覚えればいい。ドラムの人の弾き語りを何人も知ってるけど、感じがギター弾きの人と違ってすごく面白いんだ。逆に歌心のある人はドラムの人の弾き語りに多かったり。

　いつでもどこでも、誰でも。やろうと思った時に、やりたいことがすぐやれる。そんな福井の弾き語りシーンってものになったらいいな。さっきもいったけど、まず僕がやりたいことは、実はやってみたらすごそうな人とか、やりたいけど尻込みしている人とかを、ひっぱり出してくること。そして彼らと一緒にやってみたいと思ってます。僕が知っている限りの場を紹介したいし、そういう場は自分でも作っていきたいと思ってます。人数が増えて、層が厚くなる。自然、切磋琢磨してレベルが上がります。

　これはやっている、もしくはやりたい人へのメッセージなんですが。夢は、叶えましょう。やりたいこと、実現させましょう。

　今度のマロンのイベント、弾き語りに興味ある人、やってみたい人も、ぜひ来てほしいと思ってます。もちろん純粋にライブを楽しみたい人も大歓迎！僕はいつも通り汗だくになって歌いたいと思います！

　皆さん、ぜひ！！

■９月２７日（土）＠春江マロンパラダイス
『F１弾き語りライブDAY1』
-出演-
古室小唄郎
高橋隆造
TAKASHI
ヤマモモ抽出物
辻裕行（石川）
川本規央（石川）
山内伸
清水威次郎
松井鉄平