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2015.3.22.(日)

よみがえることば

 18日(水)は片町にあるフラットキッチンで、詩の朗読会『弾かず語り』でした。

ある朝、目覚めたら詩の朗読会をやろう、といきなり思い立って、需要を確認したところ、「やりたい!」との声があったため、その日のうちに開催決定、こうして形になったという訳です。

 やりたいと思い立ったわけはいくつかあります。いや、正確には思い立ったわけではなく、こういうのやりたいな、っていうアイディア自体は結構前からありました。で、わけですが、単純に福井で定期的に行われている詩の朗読イベントがなかったこと。あと、平日に音楽イベントなり、そういうのがなかったってこと。福井では主に土日に各種イベントが集中して開催され、人々は平日に動く、という概念をあまり持っていません。動けない訳ではないんですね、決して。概念がない。そもそも習慣がない。

 平日夜に音楽でも詩でも、ささやかなイベントを催して、仕事帰りなりにサクッと楽しんで帰る。翌日に悪影響を及ぼさないくらいの、本当に短時間の濃密なイベント、が理想ですね。

 この『弾かず語り』はまさにそういうイベントになりました。

 フラットキッチンの2階にあるフリースペース。手作り空間な感じで雰囲気も良いです。アコースティックイベントやワークショップなども行われています。詩の朗読会にはハマりの空間なんじゃないかな。朗読する人プラス観覧者が少し。雨も降っていたから、降らなければもう少し人が来たかも知れない。でも、積極的に人を集めるイベントではなく、知る人ぞ知る、鋭敏なアンテナを持つ人が来てくれるようなイベントであればそれで結構。けど、誰でも来れるし、誰でも参加できる、そんなイベントでもあります。

 緊張感もほどよく、かつ笑いも漏れるような、よいムードで進行しました。ひとり持ち時間5分で、8人朗読して一回し、そして少し休憩して2周目。2時間弱でスパッと終了。いいですね。これくらいがいいんです。飲食物の持ち込みも自由。みんなでお菓子なりを持ちよって。

 僕の詩ノート。最近、これにどんどん詩を書いています。詩って何だろう。そもそもそこからして各個人いろんな考えがあるでしょうが、僕の詩はこの中に。

 各人、各様の朗読。とても楽しかった。今回は弾き語りする人が中心に参加しましたが、次回以降はもっと他分野な顔ぶれになるといい。そのため、次回以降はフリーエントリー制にしようかと思っています。上限は10人くらいかな。で、2時間の間に2周できればいいかな。

 詩はもっとも原始的かつ根源的な表現と言えます。というかあらゆる表現の発端にあるのが、「詩という感覚」だと僕は思っていて、この詩は元々子供のころくらいには誰でも持っていたもの、だと思っています。大人になるにつれてなくしていくんですけどね。大抵は。

 ヤマモモくんとの話で彼が言っていたんだけど、「歌にならない言葉が、よみがえるような」、そういうものだと思いますね、そう、朗読することによって、よみがえるんですよ。我々が日々、いかに「死んだことば」を吐いて生きているか。詩で詠まれることばは、生き物のようです。

 という訳で、次回の開催が決まりましたら、またお知らせします。参加してみませんか?

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