2015.6.30.(火)

集大成、そして新たなる幕開け

　先日土曜日の『皇帝魚・松波哲也２マンライブ』にお越し下さった皆さん、本当にありがとうございました。この２年のソロ人生の中でも、最高に印象的な１日になったと思う。初めて臨んだロングセット、できたかどうかは知らないが、間違いなく集大成をしにいきました。尽きかけたエネルギー、途中でやめるわけにもいかない、それでも最後までやり通したことで、僕は確実に新たなる道を歩き出した、そんな気がしてます。

撮影：田辺朋宏さん

　僕は先攻でした。当日まで不安が心の大部分を占めていたんだけど、リハーサルしたら、「いけるかも知れない」と感じました。それは、ノーサイドだから思えたことなんですよね。PAをしてくれたテツヲさんが、僕をリフトアップしてくれてるように感じた。テツヲさんのPA、というか感覚を、心から信頼してます。

　２マンのお相手、皇帝魚。若さんと呼んでます。福井を代表する素晴らしいミュージシャンで、表現者で、詩人。彼が２マンの相手だったから、僕はやれたのかも知れない。そう思わされました。

　狭いホール内に（失礼！）溢れかえったお客さんたち。ステージ上からまるでひな壇のように人々の頭がせり上がっていく光景を見ました。何て言うか、ポジティブな空気に満ち溢れていましたね。みんなが楽しんでくれているのがわかったし、みんなが最高の１日だったと思ってるんじゃないかと、おこがましいけど、そんな風に思いました。

　さて、これ以上言うと、野暮になってしまいそうなのでもう口を閉じようと思いますが、これだけは最後に言わせてもらわないと。

　皇帝魚若さん、ノーサイドスタッフの皆さん、応援してくれた観客の皆さん。本当にありがとうございました。ネクストシーンでお会いしましょう。僕もそこに向かいます。

　

　新たなる幕開け！