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2016.4.11.(月)

UTaMOKU in 13

 さて先日のことだが、片町のBarUTaの2号店としてめでたくオープンした「LIVE&BAR13」にて行われた「UTaMOKU!」に参加してきた。知らない人に向けて説明すると、「UTaMOKU!」とはBarUTaで毎月最終木曜の夜に行われているアコースティック/弾き語りのイベントである。これはUTa開店当初から続いているものであり、このイベントで初めて弾き語りをした、という人もいれば、このイベントをきっかけに弾き語りのライブにハマった!というお客さんもいれば、ここで初めて出会った人たちも数多くいるわけで、平日夜のイベントとは言え結構賑やかで、日によっては超満員でカウンターの中や入り口ドア外にまで人が溢れかえる時もあったりで。

 そもそもが福井においては「平日に音楽イベントなどを開催したりする概念も、観に行ったりするという概念もない」というのが専ら僕の印象である。都会ではライブハウスなどは毎日稼働しているのが普通であるし、平日でもお酒を飲みに行ったり遊びに行ったりというのはよくある。都会ではこうだという論理をここで開陳したいわけではないが、「平日だから遊べない」というのは何だかもったいない気がする。全然遊べます。

 で、このイベント。平日働いている一般的な人に言わせると、やはり水曜とか木曜というのは「谷」の部分に当たるらしく、一番出かけるのが億劫になるとのこと。確かにそうかも知れないが、これ完全に慣れの問題で、むしろその谷の部分に出かけたり遊んだりするのは、むしろ日々の活力になることだと思うんです。詩の朗読会『弾かず語り』も水曜だし、木曜水曜を楽しく遊べると金曜仕事行ってまたすぐ週末!みたいな、いい流れできるんです。もちろん土日仕事の人もいるんであくまで多数派が多いであろう一般論に乗った話なんだけど、土日仕事の人ならなおさら平日に何か楽しみは見出したいところだね。こちらとしても、もちろん提示したいところですね。

 UTaの2号店、「LIVE&BAR13」。シャレオツ。マスターはかつて名古屋のブルーノートで働いていたらしく、ブルーノートを意識した新店を開きたいと、その構想を以前話してくれた。それが実現したわけだ。

 オシャレだけど別にドレスコードがあるわけでもないし、だれでも気軽に入れる店だ。


 ウタモクスタート。にしうりあっこ。

 市橋冬樹。

 

 そのべだいすけ(京都)。

 やましん。


 松波哲也。筆者。

 やってみた感想としては、外のスピーカーから出てくる音は県内のライブハウスでもトップクラスのいい音だと思った。何をしていい音かはもちろん感性の違いにより異なるが、「高音質、クリア」という基準でいえば、間違いなくトップクラスだ。

 これからこのライブハウスでどんなストーリーが生まれるのか、楽しみ。個人的には『UTaMOKU』も13に移ってやるのだったらイベント名から何から完全にリニューアルしてはどうかと思うが。

 最近は福井もライブハウスやライブスペースが増えつつある。ハードは揃っているので、あとは中身、ソフトということになる。僕は圧倒的にソフトの方が大事だと思っている人間なので、それはいつだって課題なんだと思います。

 みんなが幸せに楽しくやれればいいなと思うんです。

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