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2016.7.14.(木)

弾くも弾かぬも

ある夏の日、僕は新潟は長岡にいた。

 


 冒頭から破壊力満点の画像、これなるは新潟は長岡の「レストラン・ナカタ」のカレーなるぞ。 腹ごしらえした後は、長岡から三条に向かう。この日は、スペシャルな企画に参戦することになっていた。

 

三条ロケットピンクを拠点に音楽活動を長年続ける、市川淳之介さんが毎月開催している『月一歌会』。間もなく開催80回を迎えようという弾き語りの会である。僕も以前の回に出演したことがあるが、今回は福井の朗読会『弾かず語り』とのコラボレーションをするというスペシャルな回に呼んでいただいた。

 

『弾かず語り』が県外に伝播するのは初めてのことだし、歌会とのコラボということで、僕も未知の雰囲気を体験すべく参戦。弾き語り陣と朗読陣が交互にステージに立つという、まさにがっぷり四つのコラボレーションだ。朗読には、地元新潟の演劇人たちが参加。福井の『弾かず語り』は、むしろ演劇も朗読もやったことない、という人たちが始めた会で、ハッキリ言ってしまえば素人集団である。が、今回は玄人はだしの人たちが朗読してくれるというので、刺激を受けること間違いなしの、そんな一日になるはずだ。

始まった。まずは弾き語り。ユタプレッソ。2度目の共演。彼は『月一歌会』隔月レギュラーということである。市川淳之介さんのバンドメンバーでもあり、三条プロレスのレスラーでもある、多彩な活動をしている人物。


多賀祐介さん。演劇活動にも携わるし、三条プロレスの社長でもあるということ。三条周辺ってつくづく濃いエネルギーが充満している、そういう人が多い気がする。

齋藤忠義。カオスなエネルギーの中に、壊れそうな詩心を持つやつ。

 

里村亮さん。自作の「バケモノ」という印象的な詩を朗読。

千葉の古木衆。確かな歌うたい。

高田一樹さん。演劇人である。朗読と言うより殺陣を交えた一人芝居。ライブハウスで刀を振り回すのは、彼以外には刃喰いくらいしか知らない。笑

 

この後、僕の出番でした。

加藤健。市川淳之介さんいわく、「最強の役者」。何が最強かは知る人ぞ知る。

三条の、歌会のボス、市川淳之介。いまだ様々なことに挑戦を続ける、先輩。

たくさんの人がこの『月一歌会×弾かず語り』のコラボを目撃してくれた。打ち上げスタート。

飲み会の最中、突如始まった『弾かず語り』。福井スタイルが新潟に伝播。って言ってもスタイルと呼べるものはないかも知れない。けど、福井で我々が続けてきたことが他に飛び火していくって、嬉しいよね。

メッセージ。

 

これにて終了。思い出に残る、まさにスペシャルな一夜になった。

観た人は、きっと満足して帰っていったんじゃないだろうか。そう信じられる、確かな夜だった。

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